猿楽町〜神保町〜将門塚〜室町三丁目〜
岩本町〜和泉公園〜美倉橋
猿楽通りから錦華通へと周回し、神保町交差点に向かう。多くの見物客のいる神保町交差点で何回かのお祓いをした後、すずらん通りに入って千代田通り、神田警察通りと氏子が迎える路地を巡行する。猿楽通りの錦華公園には夏目漱石の碑、東京音楽大学発祥の地碑、神田錦町には電機学校発祥の地碑、大久保彦左衛門が住んでいた錦町案内板などがある。
鎌倉橋を渡り、読売新聞社前で右折して将門塚に向かう。神田明神の祭神である平将門を祀る将門塚は、伊達騒動で有名な酒井家下屋敷だった。慰霊祭を行い、将門太鼓が演じられた後、巡行が再開、新常盤橋に向かう。途中に逓信総合博物館、大蔵省紙幣寮跡地の碑などがある。
新常盤橋交差点から、山手線と昭和通りの間の町を練り歩き、岩本町で昭和通りに出る。電気街の買い物客で賑わう秋葉原駅を通り過ぎ、横断歩道の無い所で昭和通りを横断、和泉公園に向かう。１１時半頃で、ここで小休止となる。巡行を再開した行列は清洲橋通りを南下して美倉橋を渡り、左折する。東松下町の一角に千葉周作の玄武館道場があったお玉が池、岩本町の和泉橋南詰めの柳原土手跡の碑などがある。